Interview 社員インタビュー

栗田 祐志

栗田 祐志

エンジニア

2013年 新卒入社

部長

※2024年11月時点の情報です

大阪府出身 京都大学 工学部工業化学科 卒業
大学では、教育系のアルバイトや、医療材料の研究にのめり込んでいました。

  • 2013年

    新卒入社

  • 2018年

    退職

  • 2023年

    再入社
    新卒事業部 プロダクト企画グループ マネージャー / リクルーティングプロダクト本部 キャンパスプロダクト開発部 部長(兼務)

Q 入社の理由を教えてください

私は2013年に株式会社ビズリーチに新卒入社し、一時期転職で離れた後、2023年に再度入社をしています。

新卒入社の際は、学生時代に友人と立ち上げた事業がうまくいかずに苦い経験をしたことから事業づくりを学びたいという思いがあり、そのような中ビズリーチ創業者である南さんの話を聞いたのがきっかけでビズリーチ社を選びました。私はエンジニア未経験でしたが、事業づくりにおいてプロダクトの力が必要だと強く感じているという想いを伝えたところ、私のような未経験者でもエンジニア職で受け入れてくれたのも決め手の1つです。

入社後は先輩方のサポートを受けながらエンジニアとして3年ほど経験を積み、その後は企画部門の立ち上げや、新規事業立ち上げ、組織を強化していくために人事としてエンジニア職の採用にも携わりました。社内で事業づくりに必要なさまざまな業務を経験させていただく中で、当社とは違う事業領域で自身の力を試したいという思いが強くなり、転職を決めました。

転職先でもさまざまな経験を重ねていた中、ビズリーチ社の元同僚から声を掛けていただいたタイミングで10年後の自分を想像してみました。
自分は事業づくりのために必要だと思ったスキルを身につけてきましたが「なんのためにやっているのか?」を改めて問い直した際に、事業づくりを通じて世の中に何を残したいのかが自分にとっては重要だったことに気が付きました。それはVisionalグループのビズリーチ社が掲げるビジョン、ミッションや事業が目指す姿であったので、再度ここでチャレンジすることに決めました。

私は大学院を中退しているのですが、その際の自身を取り巻く環境とそれに影響された意志決定の甘さに今でも後悔があります。そのため、特に復帰後に携わっている「ビズリーチ・キャンパス」については、過去の自分のような経験をする学生を一人でも少なくし、情報が溢れる時代にすべての人が自分で納得のいくキャリア選択ができる世界を実現させたいと、日々奮闘しています。

Q 現在の仕事内容と、その仕事の面白さや難しさを教えてください

復帰後は「ビズリーチ・キャンパス」という事業でプロダクトマネージャーをし、現在は開発部長も兼務しています。

部長の役割としては、現状の課題とプロダクトの未来を見据えた上で、今やるべきこと、登るべき山を考えています。部長を任せていただいているものの、正直、自分の未熟さと向き合い、反省する毎日です。チームの仲間に支えられて「部長をやらせてもらっている」という感覚なので、チームの仲間には頭が上がりません。
私がやるべきことは、未来を描くことと、チームの仲間に個人としての成長機会を提供することだと思っているので、このタイミングで縁があって同じ事業にジョインしている仲間であるということも含めて、できるだけ丁寧に対話をして、組織を一緒に作り上げていくとともに、適切な機会を渡していきたいと考えています。

会社は大きく成長をしてきましたが、事業づくりにおいてはまだまだ泥臭く向き合うべき課題が多くあります。日々大変なことの方が多いですが、自分には実現したいことが明確にあるので、実現したい未来を考え一歩ずつ仲間と共に壁を乗り越えていくことにやりがいは多く、ポジティブな気持ちで挑戦を続けています。

Q 入社して最も印象的だった仕事や出来事を教えてください

転職のタイミングでビズリーチ社を離れたからこそ気づいたことが、印象に残っています。

最初の在籍時、新たなチャレンジを求めて転職を検討していることを会社に報告した際のことです。当時の経営メンバーは、社長やCTO、事業部長など、自分に対しての想いをそれぞれが何時間もかけて話をしてくれました。結果的に転職を決断したのですが、そのとき親身になってとことん自分に向き合ってくださった時間は今でも自分の大きな財産になっていますし、自分が思っている以上に新卒の自分に多くのことを与えてくれた会社だったというのを退職してはじめて実感しました。

そして、外に出てみて、ビズリーチ社の社員に対する思い入れの強さや組織力の強さを感じました。転職して感じたのは「事業づくりをする」という点においては、所属する企業がどこであろうと環境がどうであろうと、自分がやりきれるかどうかだと感じています。ビズリーチ社が他社と明確に違うのは、新卒への育成に対する思いもそうですし、ビズリーチは個人の力を引き出し、人の力をかけ合わせ何倍もの力にする会社だというところです。
それがこれまでビズリーチ社が成長を続けられている理由だと感じています。

Q プロダクト組織には特徴的な文化はありますか?

創業時から今でも、ビジネスに対する感度が高いプロダクト組織だと感じていますし、ビジネス職の仲間と背中合わせで事業づくりをしているのが特徴だと思っています。新卒入社の際にここでプロダクト開発を学びたいと感じたのも、当時のCTOが「ビジネスとプロダクトの境界線に立っている人」という印象を強く感じたからです。
Visionalでは「何をつくるか」をゴールには置かず、「どんな価値提供をするのか」を、職種を問わず事業部全体が同じ意識をもった上で事業づくりをしています。プロダクト組織の一員としては、さらに高いビジネス感度を持ってプロダクトをつくっていきたいですし、部長として周りの仲間にもその意識を高めるようにしていきたいと思っています。

また、プロダクト組織というよりは会社の特長ですが、自分が最初の在籍時を含めて経験したように、自ら手を挙げてチャレンジできる環境は沢山ありますし、チャレンジする人を組織や周りの仲間が後押ししてくれる文化があります。新卒入社の仲間には自分のように自ら機会を掴み沢山筋トレをしていただき、どこに出ても実力を感じられる人材になって欲しいですね。