Interview 社員インタビュー

佐藤 光

佐藤 光

エンジニア

2023年 新卒入社

※2024年10月時点の情報です

奈良県出身 大阪大学大学院 情報科学研究科 卒業
大学では、機械学習の研究やスタートアップでの長期インターンに励みました。

  • 1年目

    リクルーティングプロダクト本部 プラットフォーム開発部 検索基盤グループ

社内プロジェクト

  • 2024年

    新卒プロダクト職 サマーインターンの運営へ参画

Q 入社の理由を教えてください

VisionalグループでHR Tech領域を担うビズリーチ社の、働くひとの選択肢と可能性を広げていく事業に共感したことが入社を決めた大きな理由です。

私は関西の大学院に通いながら、東京のスタートアップ企業でフルリモートでの長期インターンを経験しました。そういった働き方やキャリアに関しても様々な選択肢が増えていく中で、世の中の変化と真摯に向き合い、働くひとの可能性を広げていくビズリーチ社の姿勢に強く惹かれました。
また、事業内容を詳しく知る中で、働くひとのキャリアに伴走していく存在となる『「キャリアインフラ」になる』というビジョンにも深く共感しました。

また、ロールモデルとなるエンジニアとの出会いも大きな影響を与えました。学生時代は機械学習を専攻していたのですが、就職活動をしているときはデータサイエンスの道を続けるのか、新たにソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを始めるのかを迷っていました。
そのエンジニアとの面談を通じて、両方の経験を組み合わせることでユニークな経験を持ち、プロダクトづくりにおいて価値をつくれるエンジニアになれると思いましたし、学生時代の経験を活かして成長できる環境が整っていると感じました。

Q 現在の仕事内容と、その仕事の面白さや難しさを教えてください

入社後は「ビズリーチ」で、採用企業様やヘッドハンター様が求職者様を検索する際に使う検索機能の開発に携わっています。
これまでに、検索結果のランキング改善や検索推薦機能のAPI開発、サービスリリースから10数年経ちレガシーとなっている既存システムの刷新(リプレース)を行いました。

日々の業務では、ソフトウェアエンジニアとしての基本的なスキルに加え、「検索」というドメイン固有の知識や経験が求められる点が、特に面白いと感じています。
「ビズリーチ」のサービス規模が拡大する中で、検索機能は採用企業様と求職者様をマッチングさせるための重要な機能であり、より専門性の高いエンジニアと協力しながら、検索技術の知識を活用して事業成長を支える施策を考案し、技術的なチャレンジを楽しめる環境です。
さらに、「ビズリーチ」では1つのアプリケーションを機能ごとに分割してつくり結合させるマイクロサービス化を推進しており、各サービスの責務をどのように分割するかを考慮しながら実装を進める必要があり、その過程で高度な技術的課題に日々取り組んでおり、技術力の向上も実感しています。

また、検索機能はビジネスの重要な指標に直結するため、品質保証の観点から安全にリリースを行うだけでなく、ビジネス価値を最大化するために施策の設計から効果測定まで責任を持って取り組むことが求められます。施策の設計からリリース後の評価までを一貫して行うことで、より強い当事者意識を持って開発に取り組むことができています。

Q 入社して最も印象的だった仕事や出来事を教えてください

1年目に検索推薦機能のAPI開発プロジェクトのリードを担当しました。プロジェクト全体の進捗管理に加え、実装方針の検討から施策評価に必要なログ設計まで一気通貫して遂行しました。特に、ログ設計では施策効果を定量的に測定できるよう工夫し、ビジネス職とプロダクト職の双方が施策の成果を把握できる体制を整えることができました。
また、このプロジェクトは複数のチームが関わるプロジェクトだったので、ステークホルダーとの密接なコミュニケーションが不可欠でした。各チームの実装範囲を整理し、円滑な開発を実現するために積極的な調整を行ったことが、非常に価値ある経験になったと思います。

このプロジェクトのリード経験を通じて、強く当事者意識を持って物事に取り組む重要性を実感しました。自発的に各チームの実装仕様の調整を行い、さらに自分から提案することでチーム全体のサポートを得ることができたと感じています。
自分から手を挙げることでより大きな挑戦をできる環境だと思いますし、それを一緒に伴走してくれる心強い仲間もいるので、新たな課題にも積極的に挑戦することができます。結果として、プロジェクト全体の成功に繋がっていると実感もできています。これからも、技術的なチャレンジを楽しみながら、事業成長にコミットしていきたいです。

Q プロダクト組織には特徴的な文化はありますか?

職種の垣根を超えた取り組みがある点です。普段はエンジニアとしての開発業務を行っているのですが、今年は学生向けのサマーインターンの運営にも携わることができました。当日の運営はもちろんのこと、インターンのコンテンツ企画や集客に向けての学生向けイベントへの登壇など、普段の業務では経験できない新たなチャレンジができました。
この運営経験を通じて、今の学生さんの就活やキャリアへの考え方を知るキッカケになっただけでなく、採用業務に関する解像度が高くなったと思います。これは今後もHR Tech領域でサービスを開発していく上で、必要不可欠な経験になったと思います。

また、これまであまり関わることの無かった人事や他のプロダクト開発グループの方々とも話す機会が増えたので、部門間の繋がりが広がったと思います。このように部門を超えた交流が積極的につくられるのも、特徴的な文化の一つだと感じています。