三田 枝見
デザイナー
2020年 新卒入社
マネージャー
※2024年10月時点の情報です
千葉県出身 早稲田大学 文化構想学部 卒業
大学では、4年間を通して企業のさまざまな職種のインターンに参加していました。1、2年生は主にビジネス職(カスタマーサクセス、企画/マーケ、インタビュアー/ライター等)、3年生からはデザイナー職のインターンに参加しました。
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1年目
デザイン本部 プロダクトデザイン室 HRMOS事業グループ
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2年目
HRMOSプロダクト本部 プロダクトデザイン部
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3年目
HRMOSプロダクト本部 プロダクトデザイン部 プロダクトデザイングループ マネージャー
BIZREACH AWARDS
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2022年
新人賞受賞
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2022年
優秀チーム賞受賞
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2024年
優秀チーム賞受賞
社内プロジェクト
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2023年
子育てにまつわる情報交換や交流を目的としたコミュニティ「ママリーチ」の運営へ参画
Q 入社の理由を教えてください
入社の決め手となった軸としては4つあります。
1つ目は、社員の人柄です。選考が進む中で関わってきた社員全員の人柄が素晴らしく、「自分もこんな人になりたい、この会社に入ればこうなれるのではないか」と思ったことが一番の決め手になりました。
2つ目は、尊敬できる素晴らしいデザイナーと働き経験を積みたかったからです。
私自身、学生時代はデザイナーがいない環境の中で独学でデザインをしてきました。そのような経験から今後のキャリアのことを考え、多くの経験をされてきたデザイナーの方々から新卒のうちに学びを得られる環境であることは、自分にとって必要不可欠な経験であると考えました。
3つ目は、デザイン・フィロソフィーへの共感です。
大学3年生のときに行ったデザインカンファレンス「Designship」でVisionalを知り、そこで紹介していた「We DESIGN it.」というデザインに対する考え方をまとめた「デザイン・フィロソフィー」に共感しました。
会社としてプロダクトや広告だけでなく、会社やビジネスにもデザインをはたらかせていく意思を感じ、この会社でデザイナーとして働いてみたいと思いました。
4つ目は、会社のミッションへの共感です。
Visionalは、「新しい可能性を、次々と。」を掲げています。
入社当時は、自分がやりたいことや、特定領域の事業への思い入れなどもそこまでなかったため、様々な事業への挑戦を「続々と」展開しているところにも魅力を感じました。
Q 現在の仕事内容と、その仕事の面白さや難しさを教えてください
仕事内容として主なものは3つです。
1つ目は、デザイングループのマネジメントです。私は2024年の8月にマネージャーに就任しました。
全体戦略に基づいて、チームの最大出力が出るように成果・組織・人材をマネジメントするのが自分に求められる役割です。まだ就任したばかりで日々反省と学びがとても多いですが、チームの仲間にも支えてもらい、頑張っています。
2つ目は、「HRMOSタレントマネジメント」のデザインをリードしています。
「HRMOS」シリーズの中には複数のシステムがありますが、その中でも人財活用システムである「HRMOSタレントマネジメント」のデザインの責任を持っています。
私自身、コロナ禍の2020年に入社し、入社当初からリモート勤務が続き、チームにうまく馴染めなかったり、なかなか成果を発揮できず歯痒い思いをした経験があり、人が「活き活きと働くこと」に対して強い思い入れを持ちました。
人材活用の領域は様々な要素が絡まり複雑で難しいですが、サービスが成し遂げた先の世界に向けて、仲間とともに考え、協力し、挑戦していることがやりがいの1つです。
3つ目は、「HRMOS」のデザインシステムである「Polyphony(ポリフォニー)」のプロダクトマネジメントです。Polyphonyは4年前から提供しており、現在では複数システムからなる「HRMOS」シリーズ内の体験やデザインの一貫性と品質担保、開発工数の削減に寄与しています。
私自身はプロダクトオーナーとして、直近から1年後くらいでどのように開発していくかの決定と、その成果に責任を持っています。具体的には、ロードマップの設定や、デザイナー・エンジニアを含むPolyphony開発メンバーの進捗管理、各プロダクトチームから受ける要望とデザインシステムの開発優先度の調整などを行っています。人事システムはレッドオーシャンでコモディティ化していっています。その中でUIや体験設計がもたらす影響は非常に大きいと考えており、それに直接寄与できることはとてもやりがいがあります。
Q 入社して最も印象的だった仕事や出来事を教えてください
2年目の終わりに社長との1on1の機会をいただき、そこでの気づきが印象に残っています。
当時の株式会社ビズリーチ社長、多田さんとの1on1で「業務に熱中しきれていないこと」を相談しました。
当時の私はプロダクトをつくる意義は理解しているものの、一業務となるとそれを「なぜ自分がやるのか」と当事者意識を持ちきれず、なかなか業務に没頭できずにいました。そこで、多田さんから「知ること」と「学ぶこと」の重要性をお話いただきました。『プロダクトづくりにしても、リモート環境下の働き方にしても、全ては、まずは深く「知る」ことから始まる。そこから、今の状況を好転させていくためのきっかけを見い出すことができる。』このお話が当時の自分にとても響いて、まずは自分の行動を変えようと思うことができました。
その日から、毎週、自分の中の課題や問題意識に関連する本を読んで、上長にレポートを送り始めました。それに対してフィードバックをいただく中で、少しずつ、目の前の一つひとつの業務やプロダクトに関する解像度が高まっていき、次第に、「HRMOS」が実現を目指す世界と、その中における自分の役割を大局的に理解できるようになりました。
Q プロダクト組織には特徴的な文化はありますか?
「良いプロダクトを作りたい」という純粋な思いを持った人ばかりが集まっている印象です。
そのため、業務の中で意見がぶつかったり議論することはありますが、とても健全な議論ができる文化があり、とてもいいなと思っています。
また、定期的に「プロダクト交流会」というものが行われており、デザイナー・エンジニアといった職種や、事業部、グループ内の会社を跨いで、プロダクト職で知見を共有しあったり、交流できる場があるのも素敵だと感じています。
そこから知見のある方に業務のご相談をさせていただいたりする機会もあったのですが、みなさん快く相談に乗ってくださり、とてもありがたかったです。